ECWCS GEN3 LEVEL7 PRIMALOFT
こんばんは。山下です。
自己紹介から2週間ほど、記事を書いておりませんでした。
厳密に言うと、途中まで書いて放置した記事がありました。
そこには、「今年は全然寒くないですね」的なことを書いておりましたが、、、
いや、めちゃめちゃ寒いですね最近
めちゃめちゃ寒いです最近。
暖冬とか言われてましたが、ただ寒くなるのが遅かっただけで、めちゃめちゃ寒いです。
そこで今日紹介したいのが、最近はやりのこのアウター。
ECWCS GEN3 LEVEL7
おじいさんが着てそうな雰囲気。
読み方もブランドもよくわかりませんね。
解説していきましょう。
1 ECWCS GEN3 LEVEL7とは
1-1 ECWCSとは
1-2 GEN3
1-3 LEVEL7とは
2 良さ
2-1 プリマロフト
2-2 米軍で採用
3 サイズ感
1 ECWCS GEN3 LEVEL7とは
「ECWCS(エコワックス)」、「GEN3(ジェンスリー)」、「LEVEL7(レベルセブン)」この3つの単語から成っております。
1-1 ECWCSとは
「Extended Cold Weather Clothing System」の略です。
日本語訳すると
「拡張式寒冷地被服システム」です。
いかにも仰々しい名前ですが、wikiによると
華氏45度(摂氏7.2度)から華氏-50度(摂氏-45.6度)までの気温の中で適切な環境保護を維持することを目指している。
一言でいうなら、色々な環境に合わせてレイヤード(重ね着)して温度調節する仕組みってことです。
1-2 GEN3
「generation3」の略です。
つまり
「第3世代」という意味でECWCSは第1世代から第3世代までありその3つ目ということ。wikiいわく
第3世代は拡張式気候戦場戦士被服システム(英: Extended Climate Warfighter Clothing System)を参考にし、レベルという分類をした上半身7種類(アンダーシャツ2種、ジャケット4種、オーバーコート1種)・下半身5種類(ズボン下2種、ズボン3種)を組み合わせたシステムとなっている。
つまり気温に応じて7種類の衣服を重ね着するということですね。
1-3 LEVEL7とは
先ほどGEN3の時に説明した7種類は以下のようになります。
レベル1:薄手の吸汗拡散生地のアンダーシャツとズボン下
レベル2:やや厚手の吸汗拡散生地のアンダーシャツとズボン下
レベル3:フリースジャケット
レベル4:ウインドジャケット
レベル5:撥水生地のジャケットとズボン
レベル6:防水透湿生地のジャケットとズボン
レベル7:中綿入りオーバーコートとズボン(マシュマロスーツ)
つまり、7枚の重ね着のうちの一番外側に着るモノということになります。
2 良さ
なんやかんや説明してまいりましたが、じゃあ何が良いのって話ですね。
2-1 プリマロフト
このアウターの中綿には「プリマロフト」という素材が使用されております。
プリマロフトとは
プリマロフト®は、アメリカ国軍の要請を受けたALBANY社が開発した、羽毛に代わる画期的な超微細マイクロファイバー素材です。プリマロフト®は羽毛のように軽くて暖かい保温性と柔軟性を発揮するだけではなく、羽毛にはない撥水性も発揮。それまでにはない画期的な機能性(断熱・防寒テクノロジー)と、どんな環境でも使える高い実用性を兼ね備えた画期的な人工羽毛として誕生しました。
つまり、軽くて、暖かくて、水に浸かっても大丈夫なハイテクな素材というわけです。
水に浸かっても大丈夫なので、これ、洗えるんですよ普通に。
最近流行りのウォッシャブルの先駆け的な存在ですね。
また、これに関しては賛否両論ですが、ダウンの8倍暖かいともいわれております。
まあ一口にダウンと言ってもモノによってフィルパワーは違いますし、プリマロフトにもいくつか種類がありますのでこれに関しては何とも言えませんが、来てみた感想としては普通にめちゃめちゃ暖かいです。この気温でも東京ならこのアウターの下はロンT1枚とかでも全然いけちゃいます。
2-2 米軍で採用
先ほどから何回か出てきておりますが、このアウターは実際に米軍で使用されているものです。
軍が使用しているものですから当然機能性は抜群。
先ほどからの説明の通り
・華氏45度(摂氏7.2度)から華氏-50度(摂氏-45.6度)までの気温の中で適切な環境保護を維持することが可能(めちゃめちゃ暖かい)
・水に浸かっても大丈夫
・洗える
欠点がほとんどないですね。
3 サイズ感
サイズ感してはめちゃめちゃデカいです。7枚の重ね着の一番上に着る前提の服なので、身長が180cmある私でも、Mサイズだと腰が隠れますし、袖も掌の真ん中くらいまで届きます。
平均的な日本人ならばxsサイズで十分なサイズです。
※xsサイズがそもそも存在するのかに関しても、議論があるようです。
長々と説明しましたが、一言でいうとかなり良いです。
是非チェックしてみてください。
以上
山下